【剣盾S30 シングル】対面バドザシミミッキュ【最終45位/レート2016】

こんにちは。いなポケと申します。

シーズン30お疲れ様でした。

最終2桁に残れたので構築を紹介させて頂きます。是非読んで頂けると嬉しいです。

 

 

【結果】

TN いなポケ 最終45位 レート2016

 

【使用構築】

 

【構築経緯】

自身が対面的に殴る戦い方に慣れているため、対面性能が高く、2体とも基本選出に組み込みやすい禁伝の組み合わせを検討した。

 多くのポケモンに対して上から高火力を押し付けられる襷黒バドレックス+ザシアンが最も使いやすいと感じたため採用。

バドザシと一緒に選出するダイマエースとして珠ミミッキュを採用。

  1. 黒バドをメタモンにコピーされてもダイホロウ等で切り返せる点
  2. 黒バドにダイマを切る展開も多発するため、ダイマに依存せずとも強い点

を評価し、採用するに至った。

一方、黒バドにマッドショットを入れることでメタモンにコピーされたザシアンもマッドショット+アストラルビットで切り返すことができる。そのため、相手のメタモンとの選出択にならずに自分のやりたい対面的な殴り合いを相手に押しつけることが可能となる。これが強いと考え、上記の「ザシアン+襷黒バドレックス+珠ミミッキュ」を基本選出とした。

バドザシが通しにくい受けを破壊するため、黒バド受けとなるポリ2、バンギラスブラッキー、ザシアン受けとなる日食ネクロ、ヌオー等のポケモン全てに強い鉢巻悪ウーラオスを採用。

上記4体で重めなザシアン、ホウオウ、ランドロス、エースバーン等の物理アタッカーに強いアッキサンダーを採用。

最後に、ここまでで重いカイオーガに強く、電気の一貫も切れるガマゲロゲを採用。珠を持たないとあまりにも火力が無さすぎて有利な相手にしか勝てないため、役割対象が選出されなくとも何かしら仕事ができる、貯水電気玉投げつける型とした。

 

 の並びで完成。

 

 

【個体解説】

バドレックス@気合の襷

臆病 人馬一体

175-×-100-217(252)-121(4)-222(252)

アスビ / ショック / マッドショット / 悪巧み

スイープも崩しも行える最強の襷枠。マッドショットが本当に強く、黒バドミラー、対スカーフポケモンねばねばネット展開など、素早さ操作の生きる場面が多かった。また、悪巧み+ダイアースでガオガエンを倒せる(チョッキでもよっぽどDに厚くしないと耐えられない)のも強く、最終日だけで4匹くらい飛ばしてくれた。かげうちや不意打ちなど、4倍弱点の先制技がある時点で持ち物は襷以外有り得ないと思っている(というのは建前でA31なので襷しか使えませんでした)。

 

ザシアン@朽ちた剣

意地っ張り 不撓の剣

199(252)-217(60)-136(4)-×-136(4)-192(188)

H : ぶっぱ

S : s27のサックーさんのザシアン抜き

A : 残り BD : 端数

アイヘ / じゃれつく / インファ / 電光石火

ザシアン枠。調整意図は曖昧だが、ミラーでは大体上を取れ、耐久もあり、火力も無さすぎず、メタモンの巨獣斬も半分以上は耐えるという、中々汎用性の高い調整ができた。巨獣斬、電光石火、ポリ2やガエンに打つインファイトは確定で、じゃれつくの枠をワイボや噛み砕くにするのも一考の余地あり。

 

サンダー@アッキの実

図太い 静電気

197(252)-×-150(252)-145-111(4)-120

放電 / 暴風 / 身代わり / 羽休め

普通のアッキサンダー。耐久が特別高い訳ではないため、あくまで対面のコマの一つであると考えているが、後投げするだけで常に上振れが狙えるのはやはり強すぎると感じた。身代わり羽休めの詰ませ性能も高く、ミミッキュやウーラオスで受けを破壊したあとサンダーでTODする動きも強かった。

 

ガマゲロゲ @電気玉

慎重 貯水

212(252)-115-103(60)-×-132(196)-94

HB : A特化ザシアンのじゃれつく最高乱数切り耐え

HD : C特化カイオーガのダイアイス2回+霰ダメを確定耐え、臆病イベルタルの珠ダイアーク確定耐え

s28のシグマさんの調整です

【S28最終21位】後出しイベネクチーノ【剣盾シングル】 - 未来へのバトンタッチ

地震 / 投げつける / 毒々 / ステロ

主にヌケニン入りなどのバドザシが通しにくいザシオーガ軸に対して選出した。ゲロゲで麻痺とステロを撒いて、ミミッキュで制圧していくのが強かった。他5匹で割と広く対応できるので選出機会は少なかったが、出した試合はきっちり仕事をしてくれた。また、相手視点珠のアタッカーにも見えるはずなので、こちらの珠ミミッキュが警戒されなかったりバンギヌオーの選出を抑制できたりすることもあり、ゲロゲにして正解だったと思う。

 

悪ウーラオス@拘り鉢巻

陽気 不可視の拳

175-182(252)-121(4)-×-80-163(252)

インファ / 暗黒強打 / 燕返し / 守る

サイクル破壊枠。いつの時代でもシンプルにサンダー+ウーラオスがめちゃくちゃ強い。ホウオウに打てるストーンエッジが欲しい場面も結構あったが、日食ネクロズマとのダイマの撃ち合いを優先して、ダイウォール媒体となれる守るを採用した。それにより、相手のダイマターンやトリルターンを枯らすのにも役立つことがあった。

 

ミミッキュ@命の珠

意地っ張り 化けの皮

131(4)-156(252)-100-×-125-148(252)

じゃれつく / ゴーストダイブ / 剣舞 / 影撃ち

対面兼崩し枠。剣舞を積んだ意地珠ミミッキュのパワーが凄まじい。珠ミミッキュがそこまで多くないため警戒が薄く、かなり通りが良いと感じた。特に初手に出した時はサポート型だと相手が勘違いしてHBサンダーやランドに引いてくれたりするので、初手から剣舞ダイホロウで殴るだけで簡単に崩壊させる試合もあった。

 

【選出】

・vsバドザシ、選出に迷った時

 

基本の対面選出。メタモンにも臆さなくてよい。黒バドが出せそうな相手には大体この選出がほとんどだった。

・vsザシイベル

 

ザシでイベル以外を削ってサンダーでダイマ、ダイウォールや身代わり等で相手の後発ダイマを枯らして、ミミッキュでスイープ 。

・vsザシオーガ

 @1が多め

固定の選出を用意出来なくて安定しなかった。取り巻きによってその場で決めていた。

・vsイベルネクロ

@1

ラオスネクロ対面作って崩す。

・vsホウオウ入りサイクル

@1

大体初手にホウオウが来るため、ラオスでホウオウのダイマを誘ってサンダーで枯らす。その後ラオス、バド、ミミッキュあたりで崩す。

 

【終わりに】

久しぶりにレート2000と最終2桁を取ることができて嬉しいです。頑張って夜遅く潜った甲斐がありました。おそらくもう最終日にこんなにランクマ頑張ることは当分ないと思うので、満足する結果が出て本当によかったです。ポケモン自体はまだ続ける予定なので今後ともよろしくお願いします。

最後まで読んで頂きありがとうございました!

Twitter : @inaina_poke

 

 

 

【剣盾S27 シングル】対面ホウオウダイナ【最終69位/レート2020】

こんにちは。いなポケと申します。

シーズン27お疲れ様でした。

今回自身初となる最終二桁を達成できたので、構築記事を書きました。是非読んで頂けると嬉しいです。

f:id:inaina_poke:20220301190020p:plain


【結果】

TN いなポケ  最終69位(2020)

TN Cocco Lupia  最終418位(1883)

f:id:inaina_poke:20220301133644j:plain

 

【使用構築】

f:id:inaina_poke:20220301071816j:plain

 

【構築経緯】

新環境においては環境がほとんど定まっていないため、相手に対応する戦い方は難しいと考え、自分のやりたいことを押し付ける構築を目指した。なるべく禁伝を2体とも選出したく、また自身が対面的に殴る構築が好みなため、一方がダイマエース、もう一方が非ダイマエースとなれる禁伝の組み合わせを検討した。

f:id:inaina_poke:20220301072017p:plain 物理の炎、飛行、地面の範囲は受けることが難しいと思い、ダイマエースとしてホウオウを採用した。ステロを撒かれるだけで本来役割対象であるポケモンに勝てなくなってしまうのは弱いため、初手からホウオウを展開したいと考えた。カバラグや電磁波撒きと対面しても積極的にダイマックスしていけるよう、ラムの実を持たせた型にした。ホウオウの先行ダイジェットから裏に電磁波で繋ぐ動きが強いと考え、残り5匹はダイマせずに詰めていける性能のあるポケモンを検討した。

f:id:inaina_poke:20220301072042p:plainダイマ禁伝枠にはホウオウと相性補完の良いムゲンダイナを採用した。技の打ち分けができ、火力も伸ばせるパワフルハーブ型にした。

 f:id:inaina_poke:20220301090333p:plain襷枠には上記二体で重いランドロスやザシアン、ドラゴン系統に強いマンムーを採用。

f:id:inaina_poke:20220301090406p:plainガマゲロゲ、日食ネクロズマ等を意識してHBナットレイを採用。ホウオウ、ムゲンダイナと合わせることで最低限のサイクルを確保した。

f:id:inaina_poke:20220301090422p:plainf:id:inaina_poke:20220301090444p:plain残り2匹は様々なポケモンを試したが、最終的には理論上ラス1対面最強のイバンミミッキュと、多くの禁伝に対し有利を取れるスカーフメタモンを採用し、構築完成とした。

 

【個体解説】

f:id:inaina_poke:20220301133727p:plainホウオウ@ラムの実

意地っ張り 再生力

191(76)-198(236)-111(4)-×-175(4)-134(188)

聖なる炎 / ブレバ / 地震 / 電磁波

HD : ダイマックス時カイオーガの雨下控えめダイストリーム(150)確定耐え 

S : +1で最速130族抜き

BD : 端数 A : 残り

本構築のエース。全試合選出し、9割以上初手ダイマックスした。ランドやゲロゲなどの明らかな不利対面でも迷わずダイジェットから入り、強引に数的有利を取ることや相手にダイマックスを使わせることを優先した。ラムの実は100%警戒されないため、初手にカバラグや電磁波撒きのポケモンを投げてくる相手には簡単に勝ちを拾えた。また、麻痺や氷の追加効果による運負けを減らしてくれるのも偉く、使用率0.3%のアイテムとは思えない強さだった。

 

f:id:inaina_poke:20220301094111p:plainムゲンダイナ@パワフルハーブ

臆病 プレッシャー

215-×-115-197(252)-116(4)-200(252)

ダイマ砲 / メテビ / 火炎放射 / 自己再生

ザシアンほどの火力は無いものの、メテビを積めればそこそこの火力が出るため、素の耐久値の高さと合わせて、後発でダイマしてくるポケモンと十分に打ち合うことができた。自己再生があると相手の不意打ちを透かせたり、ラッキーをメテビと再生連打で強引に突破することができるため、毒技よりも役に立つ場面が多いと感じた。

 

f:id:inaina_poke:20220301094200p:plainナットレイ@食べ残し

呑気 鉄の棘

181(252)-102-201(252)-×-137(4)-22(個体値0)

ジャイロ / ボディプレ / 宿木の種 / 鉄壁

ホウオウ、ムゲンダイナと抜群に相性補完が良く、対面的なこの構築でもサイクル戦を行うことを可能にした。鉄壁は相手を詰ませることも自身の火力を上げることもできるため、鉄壁ナットレイは「対面構築に入れるサイクル枠」として適任であると思う。今記事を書いているときに気づいたが、ジャイロボールを撃った試合が殆ど無かったため、代わりに守るを採用した方が役立ったかもしれない。

 

f:id:inaina_poke:20220301094233p:plainマンムー@気合の襷

意地っ張り 鈍感

185-200(252)-101(4)-×-80-132(252)

地震 / 氷柱針 / 岩石封じ / 氷の礫

地面、氷の範囲が優秀すぎて、どのシーズンでも環境に刺さっている襷枠。竜王戦環境に比べてホウオウが多いため、岩技が欲しいと思い岩石封じをを採用した。火力のある岩雪崩もストーンエッジも相手のホウオウにダイマをされるとどちらにせよ耐えられてしまうため、火力が低くとも多くのダイジェッターに刺さる岩石封じで正解だったと思う。

 

f:id:inaina_poke:20220301094245p:plainミミッキュ@イバンの実

意地っ張り 化けの皮

159(228)-156(252)-100-×-129(28)-116

ゴーストダイブ / 身代わり / 呪い / 影撃ち

主に壁構築やザシオーガに対する詰め駒として採用した。どんな型のザシアンにも対面で100%勝てるのが偉すぎる(と思っていたが炎牙怯みで負けた時は頭が真っ白になった)。

 

f:id:inaina_poke:20220301094305p:plainメタモン@拘りスカーフ

変わり者

155(252)-×-×-×-×-×

変身 / 

唯一ホウオウ以外に一回だけダイマをきったポケモン。最終日に黒バドザシアンが多いというツイートを沢山見かけたため、なんとなく最終日の朝にスカーフノラゴンの代わりに採用したのだが、そこから急に7連勝して一気に194xから2020まで上がれたのでツイートしてくれた方には感謝しかない。

 

【選出】

全試合ホウオウ+@2

@2は固定ぜず柔軟に選出していたが、多かった選出だけ記す。

・対ザシオーガ

 f:id:inaina_poke:20220301175641p:plainf:id:inaina_poke:20220301175653p:plainf:id:inaina_poke:20220301175702p:plain

・対イベルネクロ

f:id:inaina_poke:20220301175726p:plainf:id:inaina_poke:20220301175747p:plainf:id:inaina_poke:20220301175756p:plain

 

【Special Thanks】

・最終日前に通話してくれたりいつも刺激をもらってるかーぼんさん、きつねくん、濁10くん、あれすさん

・バドザシ多いツイートしてくれた方々

 

【終わりに】

目標の最終2桁を達成するのに1年もかかってしまいました。たかがゲームではありますが、努力して結果がついてくるのはやっぱり嬉しいのでポケモンに夢中になれてよかったなと思いました。今は結構満足してしまっているので、これからも余裕があったらもう一回2桁目指して頑張りたいと思います。

最後まで読んで頂きありがとうございました!

 

Twitter : @inaina_poke

 

【剣盾S25 シングル】対面ミミ無限輝夜【最終104位/レート2010】

こんにちは。いなポケと申します。

シーズン25お疲れ様でした。

シーズン25で使用した構築を紹介させていただきます。是非読んで頂けると嬉しいです。

 f:id:inaina_poke:20220101183407p:plain

 

【結果】

TN Nefer Pitou  最終104位 レート2010

f:id:inaina_poke:20220101183458p:plain

 

【使用構築】

f:id:inaina_poke:20220101133125j:plain

 

【構築経緯】

f:id:inaina_poke:20220101133156p:plain対面的に動ける構築を目指したかったため、受けることが難しい火力と技範囲を持つ禁伝枠を検討した。パワフルハーブ持ちのムゲンダイナは数もそこまで多くなく、警戒されにくいと思ったため構築の軸とした。

f:id:inaina_poke:20220101133223p:plainムゲンダイナのメテオビーム起点作成要員として、初手に置きやすい呪い身代わりミミッキュを採用。

f:id:inaina_poke:20220101133232p:plainこの2体と同時に選出するダイマエースとして、ムゲンダイナと相性補完の良い珠テッカグヤを採用。

f:id:inaina_poke:20220101133246p:plainラッキーなどの明確な特殊受けのいる構築に対して投げる物理エースとしてエースバーンを採用。カバラグで止まらないようにラムビルド型で採用した。

f:id:inaina_poke:20220101133254p:plain対面構築に行動補償のある襷枠は欠かせないと思っているので、ムゲンダイナの苦手なザシアンや、ドラパルトなどの速いドラゴンに強い襷マンムーを採用。

f:id:inaina_poke:20220101133303p:plainここまでで重めな日食ネクロズマや受けの崩しとして鉢巻ウオノラゴンを採用。

 

 f:id:inaina_poke:20220101133314p:plainf:id:inaina_poke:20220101133322p:plainf:id:inaina_poke:20220101133332p:plainf:id:inaina_poke:20220101133339p:plainf:id:inaina_poke:20220101133349p:plainf:id:inaina_poke:20220101133403p:plainの並びで完成。

 

【個体解説】

f:id:inaina_poke:20220101183515p:plain

ムゲンダイナ@パワフルハーブ

臆病 プレッシャー

215-×-115-197(252)-116(4)-200(252)

ダイマ砲/メテオビーム/火炎放射/再生

なるべくメテオビームを積んだ状態で殴りに行きたいので、ミミッキュテッカグヤの裏から出すことを意識した。場持ちを良くするために自己再生を入れたため毒技を切っているが、フェアリー勢にも打点があるかのように繰り出してメテオビームを撃っていると、裏から受けに来るザシアンがメテビ+放射で飛ぶ。ヒードランもメテビ+ダイマ砲で無理矢理削ることができ、カグヤのダイジェット圏内に入ったりするため、ヒードラン入りにも躊躇なく選出した。

 

f:id:inaina_poke:20220101183528p:plain

テッカグヤ@命の珠

控えめ ビーストブースト

173(4)-×-124(4)-170(220)-125(28)-113(252)

エアスラッシュ/メテオビーム/ギガドレ/大文字

ムゲンダイナと相性がいいためなんとなく採用してみたが、予想以上に活躍してくれた。この環境のテッカグヤは残飯型が多くアタッカーはあまり警戒されないが、こいつ1匹でサンザシ+カバラグをボコれるので環境に刺さっていると思う。(C+1ダイバーンでザシアン確定1発、C+1ダイロックでCSダイマサンダー乱数75%)

 

f:id:inaina_poke:20220101183605p:plain

マンムー@気合の襷

意地っ張り 鈍感

185-200(252)-101(4)-×-80-132(252)

地震/氷柱落とし/噛み付く/氷の礫

地面と氷の技範囲が優秀で無難に強かった。黒バドが重すぎるので最終日の深夜3時頃にわざわざ噛み付くを遺伝させたが、1回も撃つ機会が無かった。

 

f:id:inaina_poke:20220101183624p:plain

ウオノラゴン@拘り鉢巻

意地っ張り 頑丈顎

165-156(252)-121(4)-×-100-127(252)

エラ噛み/逆鱗/けたぐり/眠る

ラキドヒドなどのエースバーンで崩せないラッキー入りを崩すために採用した。相手もスカーフ前提で動いてくるので、多少ヤンキーだがスカーフっぽい動きで出してえら噛みするのが強すぎた。

 

f:id:inaina_poke:20220101183719p:plainエースバーン@ラムの実

意地っ張り リベロ

155-184(252)-95-×-96(4)-171(252)

火炎ボール/飛び跳ねる/ギガインパクト/ビルド

テッカグヤが選出できない試合のダイマ枠として採用した。カバラグを意識してラムの実を持たせたが、それ以外にもドラパルトに鬼火や電磁波を警戒せずダイジェットを撃てたり、初手に出てくるミミッキュの前でビルド積めたりした。また、エスバのダイウォールはまず考慮されないため、予想外のところからターン調節ができたりして偉かった。

 

 f:id:inaina_poke:20220101183739p:plain

ミミッキュ@光の粉

臆病 化けの皮

130-×-145(252)-×-126(4)-162(252)

電磁波/呪い/身代わり/痛み分け

最強ポケモン。上振れば強いのは勿論、そうでなくても最初の電磁波さえ当ててくれれば身代わり痛み分けだけでも起点を作れるので十分強い。ただこいつが頑張りすぎて相手のポケモンを突破してしまうと逆にカグヤやダイナの起点に出来なくて負けてしまうことがある。後攻トンボルチェンには弱すぎるので、選出画面でそれを判断しなければならないのが難しかった。

 

【選出】

・対ザシアン

→(f:id:inaina_poke:20220101184129p:plainorf:id:inaina_poke:20220101184141p:plain)+f:id:inaina_poke:20220101184153p:plain+(f:id:inaina_poke:20220101184203p:plainorf:id:inaina_poke:20220101184303p:plain)

・対オーガ

f:id:inaina_poke:20220101184630p:plainf:id:inaina_poke:20220101184640p:plain+(f:id:inaina_poke:20220101184753p:plainorf:id:inaina_poke:20220101184803p:plain)

・対ネクロ

f:id:inaina_poke:20220101185217p:plainf:id:inaina_poke:20220101185227p:plainf:id:inaina_poke:20220101185236p:plain

頑張ってノラゴンvsネクロ対面作って崩す。

・対黒バド

f:id:inaina_poke:20220101190155p:plainf:id:inaina_poke:20220101190210p:plain+(f:id:inaina_poke:20220101190227p:plainorf:id:inaina_poke:20220101190236p:plain)

黒バドが100%初手に来るので初手ダイマで無理矢理突破する。

・対ダイナ

→(f:id:inaina_poke:20220101190316p:plainorf:id:inaina_poke:20220101190332p:plainorf:id:inaina_poke:20220101190352p:plain)+f:id:inaina_poke:20220101190407p:plain

受けっぽいのだとノラゴンを使うこともあり。

・対イベル

f:id:inaina_poke:20220101190427p:plainf:id:inaina_poke:20220101190439p:plain+(f:id:inaina_poke:20220101190447p:plainorf:id:inaina_poke:20220101190455p:plain)

・対ゼルネ

 →f:id:inaina_poke:20220101190519p:plainf:id:inaina_poke:20220101190532p:plainf:id:inaina_poke:20220101190540p:plain

ゼルネが来る前にエースバーンでビルド積みまくって荒らしていく。

 

【おわりに】

なんとかレート2000に乗せることが出来ましたが、最終2桁に入ることができませんでした。そろそろ取りたいです、、、

 

最後まで読んでくださりありがとうございました。

 

Twitter : @inaina_poke

【剣盾S23 シングル】対面エスバオーガ【最終158位/最終レート2005最高レート2020】

こんにちは。いなポケと申します。

シーズン23お疲れ様でした。

目標の最終2桁には届きませんでしたが、自分なりにかなり頑張ったシーズンだったので構築を記事に残しました。

是非読んでいただけると嬉しいです。

 f:id:inaina_poke:20211101141438p:plain

 

【結果】

最終158位 最終レート2005最高レート2020

 f:id:inaina_poke:20211101140916p:plain

f:id:inaina_poke:20211101140938p:plain

 

【使用構築】 f:id:inaina_poke:20211031183114j:plain

 

【構築経緯】

 f:id:inaina_poke:20211027092542p:plain使用率1位のザシアンが色違い配布で更に増加し、それに伴いザシアンに強い日食ネクロズマも増加すると考えたため、そのどちらにも上から高火力を押し付けられるスカーフカイオーガを軸に構築を組み始めた。スカーフカイオーガが苦手とする主なポケモンとして、

  1. 貯水ポケモン
  2. ゴリランダー、ウーラオス
  3. ハピラキ、ナットレイ
  4. ウオノラゴン
  5. カイオーガミラー
  6. ムゲンダイナ

が挙げられるので、これらの対策を考えた。

f:id:inaina_poke:20211027093031p:plain1.と6.の対策としてエナジーボール持ち眼鏡ゴチルゼルを採用した。単純に草タイプのポケモンを入れてもザシアン+トリトドンのような並びは崩せないため、貯水ポケモンを逃さずに処理できるゴチルゼルを採用。

f:id:inaina_poke:20211027093054p:plainゴチル+オーガという選出をした場合、対面的な動きになるため、これらと一緒に選出しやすい対面性能の高い襷枠を検討した。上記の2.〜5.に強く、ザシアン軸にも安定する襷エースバーンを採用。

f:id:inaina_poke:20211027093107p:plainオーガと2.が対面した時の引き先として、対面操作からオーガを通す動きも出来るHBゴツメサンダーを採用。

f:id:inaina_poke:20211027093116p:plainオーガ+サンダーと相性補完が良く、4.5.に強いゴリランダーを採用。黒バドレックスとも対面から打ち合えるようにチョッキ型にした。

4.のウオノラゴンに対しては引き先を用意するのは難しいと考え、対面選出で処理することにした。

f:id:inaina_poke:20211027093134p:plainここまででスカーフ持ち電気タイプがきついと感じたため、電気の一貫を切れる地面枠を検討した。3.のハピラキやHBサンダーの突破手段が少なかったため、それらに詰まされず、ザシアンにも隙を見せない鉢巻ランドロスを採用。

 

f:id:inaina_poke:20211027093154p:plainf:id:inaina_poke:20211027093214p:plainf:id:inaina_poke:20211027093222p:plainf:id:inaina_poke:20211027093237p:plainf:id:inaina_poke:20211027093250p:plainf:id:inaina_poke:20211027093257p:plainの並びで完成。

 

【コンセプト】

・高速高火力のポケモンで対面的に殴り勝つ。

・タイプ相性や交代技で最低限のサイクルを確保する。

 

【個体解説】

f:id:inaina_poke:20211027111625p:plain

カイオーガ@拘りスカーフ

臆病 雨降らし

175-×-111(4)-202(252)-160-156(252)

潮吹き/雷/冷凍ビーム/波乗り

高火力エース。有利対面作って潮吹きを撃つだけなので使いやすかった。カイオーガに何回も後投げできる構築は少ないため、相手の初手のポケモンやその型を読みやすいのも強かった。

選出率2位

 

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サンダー@ゴツゴツメット

図太い 静電気

197(252)-×-150(252)-145-111(4)-120

ボルトチェンジ/暴風/蜻蛉返り/羽休め

対面操作、TOD要員。ガブリアスマンムーの襷を潰せたり、ジガルデやトリトドンの後出しにも対応できる蜻蛉返りが強かった。居座れる電気技が欲しい場面も多かったが、カイオーガの一貫を作りだすことを優先してこの技構成にした。

選出率3位

 

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ゴリランダー@突撃チョッキ

意地っ張り グラスメイカ

207(252)-194(252)-110-×-90-106(4)

グラスラ/叩き落とす/馬鹿力/蜻蛉返り

対面操作、スイープ要員。強力な先制技のおかげでアタッカーなのにSに努力値を割かなくても強いのがありがたい。黒バド受けがいない構築だが、こいつのお陰で黒バド軸に安定して勝つことができた。有利不利が明確なポケモンなので、グラスラと蜻蛉返りで択を仕掛けられる点も強かった。

選出率6位

 

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ランドロス(霊獣)@拘り鉢巻

意地っ張り 威嚇

165(4)-216(252)-110-×-100-143(252)

地震/ストーンエッジ/馬鹿力/蜻蛉返り

対面操作、崩し要員。明確な仮想敵がいなかったのと、耐久に振るよりも準速マンムー、レヒレカイオーガなどの上をとっていることの方が強いと感じたためASぶっぱ。

選出率4位

 

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エースバーン@気合の襷

意地っ張り リベロ

155-184(252)-95-×-96(4)-171(252)

火炎ボール/ダスト/跳び膝蹴り/不意打ち

対面要員。ダイナ、ホウオウ、ジガルデ以外の禁伝には有利でどの構築にも投げやすい。この構築はほとんどの禁伝の引き先を用意できていないため、相手は禁伝を初手に投げてくる傾向にあり、こいつを初手に投げておけば大体有利対面が作れた。とにかく技範囲が優秀すぎる。技を当てさえすればこの環境の襷枠で最強だと思う。

選出率1位

 

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ゴチルゼル@拘り眼鏡

控えめ 影踏み

175(236)-×-115-161(252)-130-88(20)

サイキネ/エナボ/10万ボルト/トリック

対貯水ポケモン、ダイナ-バンギ-カグヤ要員。眠るを切って10万ボルトを入れることで、カグヤやムドーにも役割を持てて強かった。最終日のトドンは殆どが抜け殻を持っており、ザシアン軸にはあまり通用しなかった。

選出率5位

 

【選出】

vsザシアン軸 

エスバ+オーガ+@1


vs黒バド軸

エスバ+ゴリラ+@1


vsダイナ軸

ゴチル+@2


vsオーガ軸

エスバ+オーガ+ゴリラ


vsゼルネ軸

オーガ+エスバ+@1


vs受けっぽいやつ

ゴチル+サンダー+@1

 

【おわりに】

最終2桁入りを目標にしていたので、達成できず悔しいです。ですが今までは毎回レート2000に乗ったところで止めていましたが、今回は初めて2000から何回も潜ることができたので、成長を感じられたシーズンでした。今月は忙しくてランクマはできませんが、またいつか必ずリベンジしたいと思います。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

 

Twitter:@inaina_poke

 

 

 

 

【剣盾S18 シングル】対面エスバミミスタン【最終131位/レート2009】

こんにちは。いなポケと申します。

シーズン18お疲れ様でした。

今回3シーズン振りにレート2000を達成することが出来ました。簡潔にではありますが、自身の記録としても残しておきたいので、構築記事を書かせて頂きました。是非読んで頂けると嬉しいです。

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【使用構築】

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【構築経緯】

自身がサイクル戦があまり得意ではないため、なるべく対面で戦いつつも、最低限のサイクルを回せる構築を目指した。パーティ全員がダイマックスしてもしなくても強く戦えるようにし、立ち回りに幅を利かせるようにした。

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対面構築の軸である襷+ミミッキュの枠には、S14でも上位で多く結果を残していたエースバーン+ミミッキュを採用した。

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エスバミミが呼びやすいカバルドンラグラージの欠伸展開やランドロスに強く出れるカプ・レヒレを採用した。トリックで後続の起点を作れたり、スイーパーとしても活躍できるスカーフ型で採用した。

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クッションになりつつ対面操作ができるポケモンとしてHBサンダーを採用した。特殊もある程度見れるように怪電波持ちにした。

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電気の一貫を切るための地面枠として、ガブリアスを採用した。ドヒドイデ絡みの受けを崩す手段がないので、Frontierでも使われていた命の珠を持たせた型にした。

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ここまでで耐久型のサンダーを突破する手段が少なかったため、サンダーをはじめ環境に通りの良い氷技を高火力で打てるブリザポスを採用し、構築完成となった。

 

【個体解説】

(採用順)

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エースバーン@気合の襷

陽気 リベロ

155-168(252)-127-×-128(4)-188(252)

火炎ボール/跳び膝蹴り/ダスト/不意打ち

 

常に命中不安が付き纏うが、それでも広い技範囲、火力の高さ、サンダーに触れずに攻撃できる点はとても評価でき、ウーラオスよりも優れていると感じた。初手の安定感が高く、相手が対面構築ならほぼ初手に置いていた。ドヒドイデ入りやカバラグ入りには出せないが、それらを呼びやすいため後述するブリザポスを通しやすくしてくれた。

 

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ミミッキュ@アッキの実

意地っ張り 化けの皮

135(36)-156(252)-116(124)-×-126(4)-128(92)

戯れつく/ドレインパンチ/剣舞/影撃ち

S : 準速75属抜き

A : ぶっぱ

HB : アッキ発動後、珠ミミッキュA+2影撃ち耐え

 

ガブに珠を持たせたかったというのもあるが、ポリ2が重めなため自然にドレインパンチを採用できる型として、アッキミミッキュにした。ミラーを意識してそこそこSにも振ったつもりだが、正直かなり上を取られることが多かった。

ラス1ダイマの残ったミミッキュvsエスバとなっても、アッキ型なので相手とダイマターンを合わせれば、ウォール→ホロウ→ウォール→ドンチ→影撃ち、といったように対面勝てるのが偉かった。

 

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カプ・レヒレ@拘りスカーフ

臆病 ミストメイカ

145-×-136(4)-147(252)-150-150(252)

波乗り/ムンフォ/冷凍ビーム/トリック

 

ドラパやエスバに上から奇襲したり、トリックで面倒臭いポケモンを機能停止にしたりといったスカーフならではの動きが強いのは勿論、ダイマックスして普通に殴ってもそれなりに強いのが偉く、選出して腐ることが少なかった。

サンダー+ラオスのサイクルに対して、初手にレヒレラオスを合わせることができれば、受けにきたサンダーをムンフォ+ダイアイスで飛ばす動きがとても強かった。

 

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サンダー@オボンの実

図太い 静電気

197(252)-×-145(212)-145-110-126(44)

ボルチェン/暴風/怪電波/羽休め

S :+1で最速エスバ抜き

H : ぶっぱ

B : 残り

 

何シーズンもこの型を使い続けているが、どのシーズンでもめちゃくちゃ強い。

とにかく怪電波が使いやすく、受けにくるポリ2やアシストパワー勢に対して誤魔化しが効くのが便利。

このサンダーの1番の強みはボルチェンでの対面操作だと思っているが、ドサイやレボルトに対して無力なため、ドサイやレボルト入りにどうしても出したい時は、釣り交換をして不利対面を作らないように心がけた。

 

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ガブリアス@命の珠

陽気 鮫肌

183-182(252)-116(4)-×-105-169(252)

スケイルショット/地震/炎の牙/剣舞

 

受けの崩しとして採用したが、サンダーやエースバーンにも弱くないしスケイルショットが強すぎて、どの構築にも投げやすかった。

この構築はドヒドイデがよく出てくるため、ガブで何度も起点にすることができた。HDポリ2なら剣舞ダイアースでダイマの打ち合いに勝て、流行のポリヒトデには自信を持って投げることができた。

地面タイプで電気無効なためレヒレと一緒に選出することが多いが、ミストフィールドとアンチシナジーなため、その点に関しては他の地面枠の採用も検討したほうが良いかもしれない。

 

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ブリザポス@ラムの実

意地っ張り 白の嘶き

190(116)-216(252)-150-×-130-68(140)

氷柱針/ヘビボン/十万馬力/剣舞

S : 無振りカバルドン抜き

A : ぶっぱ

H : 残り

 

ヒレ以外にも欠伸展開に抗う手段が欲しかったので、ラムの実で採用した。カバ対面で吹き飛ばしをされることは無かったので、剣舞が決まればeasy winすることができた。

耐久も火力も凄まじく、スチルとアースで要塞化もできるためダイマ時の殴り合いは強いが、やはりウーラオスとエースバーンにはめっぽう弱いので、採用するならもう少しエースバーンに厚い構築を作るべきだった。

 

【選出】

vs対面構築

エスバ+ミミ+@1(レヒレが多め)

vs受け気味の構築

サンダー+レヒレ+ガブorブリザポス

その他、特定のポケモンで詰まないように注意して選出していた。

 

【重いポケモンや並び】

・エースバーン

アーゴヨン

テッカグヤ

 ・コケコ+ランド

ドサイドン

 

【結果】

最終131位 レート2009

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【終わりに】

久しぶりにレート2000に乗せることができて嬉しいです。最終日に2000手前から中々勝ちきれず苦労しましたが、いろんな方と対戦することができて楽しかったです。レート2000は何回か達成できましたし、これからもデフレ環境が続きそうなので、今後は最終2桁なども狙ってみようと思いました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

Twitter@inaina_poke

 

 

【剣盾S15 シングル】海王ランド【最終274位/レート2002】

 

こんにちは。いなポケと申します。

シーズン15お疲れ様でした。

このシーズンからレギュレーションが更新されたことに伴い、禁止級伝説ポケモンを一体のみ使用できるという大幅なルール変更がありました。同ルールの竜王戦に自分は不参加だったため、今回初めてこのルールでの対戦となりました。序盤は全く勝てずかなり苦戦はしましたが、何度も構築を見直しなんとかレート2000を達成することができましたので、構築を紹介させていただきます。是非読んでいただけると嬉しいです。

 

【使用構築】

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【構築経緯】

このルールでは種族値の高い禁伝枠をなるべく多くかつ無理なく選出できることが大切だと思ったため、立ち回りや選出が窮屈にならないよう、ダイマしてもしなくても強い禁伝枠を探した。

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そこで高火力、高耐久で技範囲も優秀なカイオーガに着目した。自分は対面的な動きが好みなため、技の打ち分けができる方が使いやすいと思い、従来のスカーフ型ではなく、ミラーや特殊アタッカーとの殴り合いに強いチョッキ型で採用した。

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カイオーガの弱い電気や草にタイプ上強い物理エースが欲しかったので、よく自身が使っていた珠ランドロスを採用した。

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その他、対面に強いコマが欲しかったので、初手にも置きやすく安定感のある襷悪ウーラオスと、多くの禁伝に対して切り返していけるスカーフメタモンを採用した。

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立ち回りを柔軟にするために、クッションにもなり得、かつ対面操作ができるボルトチェンジ持ちHBサンダーを採用した。

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最後に、ここまででムゲンダイナとゼルネアスがかなり重いと感じたのでHDヒードランを採用し、構築が完成した。

 

 

【個体解説】

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カイオーガ@突撃チョッキ

控えめ 雨降らし

183(60)-×-110-222(252)-160-135(196)

潮吹き/根源の波動/雷/冷凍ビーム

HD : C特化珠サンダーのダイサンダー(10万ボルト)をダイマ無しで最高乱数切り耐え

C : ぶっぱ

S : 残り(最速70族抜き)

 

雨下での潮吹きやダイストリームの火力が凄まじいのは勿論、特殊耐久力の高さにも驚いた。特殊アタッカーとの撃ち合いにはほとんど負けることが無く、多くの黒バドレックス、イベルタル、サンダーなどを倒してくれた。

HDナットレイやラッキーなどには受けられてしまうが相当削ってくれるため、相手に電磁波を撒くなどの悠長な行動をする隙は与えなく、安全にウーラオスに引けることが多かった。

ただ、物理耐久力はそこまで高くないため選出や立ち回りでケアする必要があった。特に襷ウーラオス、物理ガマゲロゲあたりがきつかった。

 

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ランドロス@命の珠

陽気 威嚇

165(4)-197(252)-110-×-100-157(252)

地震/空を飛ぶ/ストーンエッジ/剣舞

 

冠の雪原解禁以来、自身の相棒枠となりつつあるポケモン。今回も大活躍してくれた。

陽気で採用することでS+1でザシアン、ムゲンダイナの上から地震を撃てたり、環境に急増したバンギラス、一定数いる日食ネクロズマにも強く出ることができ、環境に刺さっていると思った。このルールでポリゴン2ががっつり数を減らしたことも、ランドロスにとって追い風だった。

 

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サンダー@オボンの実

図太い 静電気

197(252)-×-145(212)-145-110-126(44)

ボルトチェンジ/暴風/怪電波/羽休め

S : +1で最速エースバーン抜き

H : ぶっぱ

B : 残り

 

前期使っていた個体をそのまま使ったが、環境が変わっても最強ポケモンだった。初手に置いて様子見もできるし、裏から受け出してサイクルを回すこともできる。

トップメタのラプラス+ザシアンの並びに対しても、ラプラスには怪電波+羽休めでダイマターンを枯らしたり、ザシアンにも静電気麻痺を狙いつつボルトチェンジメタモンに繋ぐ動きができて強かった。

イベルタルの影響でサンダー受けはバンギラスに任せている構築が多く、ボルトチェンジがほぼ確実に通るなという印象だった。

 

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ヒードラン@食べ残し

穏やか 貰い火

198(252)-×-127(4)-150-173(252)-97

マグマストーム/ラスターカノン/挑発/守る

 

ムゲンダイナはアタッカーと耐久型で処理方法が全く異なるが、それを選出画面上で見分けるのは難しいので、どちらにも対応できるヒードランをピンポイント採用した。

また、受けループの崩しを剣舞ランドロスに一任していたため、こいつを採用したことで別の処理ルートを用意できた事もよかった。

初めて採用してみたポケモンで理解も浅いため、特定の構築にしか選出はしていない。

 

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ウーラオス(悪)@気合の襷

陽気 不可視の拳

175-182(252)-121(4)-×-80-163(252)

インファイト/暗黒強打/毒突き/不意打ち

 

ミラー意識で最速。

この襷枠はカイオーガの雨の恩恵を受けられる水ウーラオス、素早さの高いエースバーンなども試したが、暗黒強打の一貫性の高さを評価し悪ウーラオスに落ち着いた。

 

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メタモン@拘りスカーフ

変わり者

155(252)-×-×-×-×-×

変身/

 

多くのアタッカー禁伝に対して、死に出しから簡単に切り返すことができて強かった。

シーズンが進むにつれメタモンは対策されているように思えるが、ザシアン+ヌオー、黒バド+バンギのように構築単位でメタモン対策をしている人に対しては、メタモンで選出誘導することができるのでその点も強いと感じた。

 

 

【重いポケモン

イベルタル

カイオーガかサンダーでダイマを合わせないときつい。カイオーガで見ることが多いため、物理型だと負けがほぼ確定する。

・オーロンゲ+ゼルネアス

壁要員次第。クレッフィやレジエレキならランドで起点にしてeasy winを狙えるがイカサマ持ちのロンゲなどはきつい。

・白バドレックス、ブリザポス、ヒヒダルマ 

物理の氷タイプ全般きつい。

ガマゲロゲ 

おそらく1番重い。貯水とすいすいを読み間違えたらパーティが崩壊する。この構築でパワーのあるカイオーガランドロスがどちらも不利をとってしまうため選出が難しい。終盤急に増えたため、対応できなかった。

 

【結果】

 最終274位 レート2002f:id:inaina_poke:20210301114621j:plain

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【終わりに】

前期に続きレート2000を達成できて嬉しいです。ただ、都合で最終日潜る時間がほとんど無かったというのもありますが、せっかく前日に2000乗せたのに最終日はサブロムを2000に乗せようと必死で本ロムを動かせなかったのは少し悔しいです。今月は忙しいためランクマはお休みする予定ですが、その次の4月の最終日は幸いなことに金曜日ですので、本気で上位を目指して頑張りたいと思います。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

Twitter : @inaina_poke

 

 

 

 

 

 

【剣盾S14 シングル】白ひげ海賊団【最終214位/レート2005】

 

こんにちは。いなポケと申します。

シーズン14お疲れ様でした。

今回ずっと目標にしていたレート2000を初めて達成することができました。レギュレーションが変わってしまうので来期の参考にはならないかもしれませんが、記念に構築記事を書かせて頂きました。是非読んで頂けると嬉しいです。

 

↓使用した構築↓ f:id:inaina_poke:20210131233640j:plain

 

 

【構築経緯】

f:id:inaina_poke:20210131124136p:plainf:id:inaina_poke:20210131124150p:plainf:id:inaina_poke:20210131124200p:plain

S13で使用していた襷悪ウーラオス+アッキミミッキュ+珠ランドロスの対面選出が強いと思い、自身も使い慣れているため、この3匹を軸に構築を組み始めた。

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ランドロスダイマの撃ち合いに負けてしまうカミツルギテッカグヤを意識して、裏エースにエースバーンを採用した。ランドロスやエースバーンはカバルドンラグラージを誘うため、それらを起点にしていけるラムビルド型で採用した。

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このままでは水ウーラオスが重いため、後出しが可能なHBベースのサンダーを採用した。構築全体で攻撃的なパーティにして対面的に戦いたかったため、サンダー1匹である程度広い範囲に受け出せるように、怪電波を持たせ特殊にも強く出れるようにした。

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最後に、環境に通りが良いと思っていたスカーフキュウコンを採用し、構築が完成した。上5匹で重めなカイリューや天候エースに対してもダイマ無しで切り返せる点が構築の補完にも合っていると思った。

 

 

【個体解説】

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ランドロス@命の珠

意地っ張り 威嚇

165(4)-216(252)-110-×-100-143(252)

地震/空を飛ぶ/ストーンエッジ/剣の舞

 

本構築のエース。2ヶ月ずっと使い続けてきたが、毎回異常な火力に驚かされる。

以前はSを削ってDに振り、DL調整していたが、パーティを変えてウオノラゴンやドラパルトがよく出されるようになったため、ASぶっぱにした(+1で最速ドラパ抜き)。

ストーンエッジは命中不安すぎるが、H252サンダーを確1とれるので甘えずにエッジを採用した。

 

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悪ウーラオス@気合の襷

陽気 不可視の拳

175-182(252)-121(4)-×-80-163(252)

インファイト/暗黒強打/毒突き/不意打ち

 

ミラー、ミミッキュ意識で最速。

以前は起点阻止のために挑発を入れていたが、このパーティーに初手に置かれやすいカプ系のポケモンに打点が無いのが不便すぎたため、毒突きに変更した。

 

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ミミッキュ@アッキの実

意地っ張り 化けの皮

135(36)-156(252)-116(124)-×-126(4)-128(92)

じゃれつく/ゴーストダイブ/剣の舞/影撃ち

S : 準速75属抜き(目安)

A : ぶっぱ

HB : アッキ発動後、珠ミミッキュ+2影撃ち耐え

 

Sはかなり速めにしてるつもりだが、Sラインが上がりすぎて負けることも多々あった。

ドレパンを打ちたい場面よりも、強いダイホロウを打ちたい場面が多いのでゴーストダイブ採用。

 

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エースバーン@ラムの実

意地っ張り リベロ

155-184(252)-95-×-96(4)-171(252)

火炎ボール/跳び膝蹴り/捨て身タックル/ビルド

 

素早さよりも火力が欲しい場面が多いので意地っ張りで採用した。ダイジェット持ちポケモンのS調整は陽気エースバーンを意識する人が多いため、どうせ抜かれるなら意地っ張りでもいいのではないかと思った。

最大火力のキョダイカキュウ、ポリ2への打点となるダイナックル、サンダーへの打点かつS操作できるダイアタックは必須だと思うので、ジェットは仕方なく切ることにした。ドラパに打点がないのがちょっと使いにくかった。

ランドやサンダーと一緒に選出した際、非ダイマで使うことも多いため、ギガインパクトではなく捨て身タックルを採用した。命中安定なのがとても心臓によい。

また、ダイウォールを使えるのが非常に便利だった。砂ドリュに先に展開されてしまった場合でも、ノーマルタイプになることで地面技を等倍で受けることができて強かった。

 

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サンダー@オボンの実

静電気 図太い

197(252)-×-145(212)-145-110-126(44)

放電/暴風/怪電波/羽休め

S : +1で最速エースバーン抜き

H : ぶっぱ

B : 残り

 

主にクッションとして使っていたが、耐久が特別高い訳でもないので持ち物はオボン一択。

飛行半減・地面無効などの耐性、静電気・放電や暴風による運要素、怪電波で能力を下げてから安全に裏に繋ぐ動き、無振りでもそれなりの火力があること、など何でも器用にこなせ、やはり環境最強ポケモンだと感じた。

また、このパーティーで突破することが難しい天然ピクシーなどに対しても、数的有利をとってしまえばTODによる勝ちが狙えることも偉かった。

 

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キュウコン@拘りスカーフ

臆病 雪降らし

149(4)-×-95-133(252)-120-177(252)

フリドラ/ムンフォ/吹雪/オーロラベール

 

終盤になんとなく採用してみたら予想以上に活躍してくれた。ラグツルギサンダー、レボルト水ラオス、サンダーノラゴンなど、よくある並びに対して1匹で強く出れるため、環境にとても刺さっていると感じた。準速S+2カイリューの上を取れることも、とても強いと感じた。

ただ、刺さっている相手が多いだけで、数値が圧倒的に足りないため、交代先に殆ど負荷をかけることができない。特に、ポリ2やウツロイドはサンダーを意識してか、よく選出される。そのため、その2匹がいる時は選出した場合、他のポケモンで荒らしてからスイーパーとしてキュウコンを使う事を意識した。

 

 

【重かったポケモンや並び】

正直多すぎるのでいくつかだけ

・スカーフ水ウーラオスウツロイド

アーゴヨン

テッカグヤ

・初手ダイマポリ2

・アッキなまけるカバ

・カプ系

・壁構築やバトン構築などの展開系

 

 

【結果】

最終214位 レート2005

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【終わりに】

目標にしていたレート2000を初めて達成することができてとても嬉しいです。最終日付近に何度もレートを溶かしてしまいましたが、諦めずに頑張って良かったです。今後も潜れるシーズンはレート2000を安定させられるように頑張りたいです。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

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